見出し画像

いよいよ建設着工に向け、準備工事が始まっています!

2025年春(24年度中)に開館を控える鳥取県立美術館。開館まで残り3年を迎える今年、2年間の設計期間を経て、いよいよ建設着工に向けて現場が動き出しました。

山陰の冬景色らしい雪が積もる1月上旬。
まずは建設工事や建築資材を置く範囲に仮囲いを設置するため、対象範囲にある既存物の解体・撤去工事が進みます。それに合わせて、敷地や建物位置の測量をしたり、留意しないといけない敷地境界を確認したりと、様々な調査もします。

既存のフェンスを解体する様子

仮囲い設置工事の様子

仮囲いに使うパネルの枚数はなんと850枚以上とか。人の手で一枚一枚設置とは、すごいですね…。

建設現場の測量調査の様子‗1

建設美術館隣接地が国指定史跡である大御堂廃寺跡(7世紀中期の山陰地域最大級の寺院跡)のため、倉吉市文化財課の方と一緒に埋蔵文化財敷地と美術館敷地の境界線を確認もします。背後のモザイク絵画の少女もその様子を興味深げに眺めているようです。
※モザイク絵画は美術館開館を地元から盛り上げようと県立美術館とともに歩む中部地区集い協議会の盛り上げ部会さん(商工会議所青年部+青年会議所)が地域の小学生たちと制作したものです。

建設現場の測量調査の様子‗2

建設現場の測量調査の様子‗3

コロナ禍の影響や雪で現場の足元が悪いこともなんのその、建設現場のスタッフは慣れたもので着々と作業を進めていく姿は、なんだかかっこよさを感じてしまいます。

まずは2月の安全祈願祭・起工式に向け準備工事を進め、その後本格的な建設工事が始まります。大規模工事なので様々な建設車両が今後登場します。また、工事を支える多様な職種の人が関わります。「今日は大きなクレーン車があるね」なんて車好きな子を中心に楽しみにしてくれると嬉しいです。また「建物をつくる仕事ってこんなに人が関わるんだ」なんて、将来の夢を描く子どもたちの楽しみや心に残る出来事になるよう、そんな情報もプレサイトで紹介していく予定です。

そしてこれから竣工までの2年間は、まっさらな土地に約1万平米の県立美術館が立ち上がるダイナミックさや、日々刻々と変化していく風景のなか建設に関わる多様なモノ・ヒトが出入りしコトが起きていく風景は、今しか見られない・体感できない特別なものです。多くの県民のみなさんや、鳥取県立美術館の開館を楽しみにしている鳥取にゆかりや愛着を持ってくれている方々との共通の楽しみになることを願っています。

この3月には開館3年前を県民みんなでお祝いするカウントダウンイベントも準備を進めてます。詳細が決まったら順次プレサイトでアップしていくので、続報を楽しみにしていてくださいね!

これまでの施設整備の進捗や、建設地の定点観測写真はこちらから
↓↓↓
「施設整備の進捗」ページ

※準備工事前にはこんな風景も広がりました。

こちらもおすすめ。
↓↓↓


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!