鳥取県立美術館のめざす姿をあらわすことば“OPENNESS!”
OPENNESS!とは
ブランディングワード/キャッチフレーズとして
鳥取県立美術館では、館のめざす姿をあらわす言葉(ブランディングワード)をOPENNESS!といたしました。
目指す姿をより多くの方と共有し、愛着を持っていただけるよう、
今後、キャッチフレーズとして様々な機会に登場する予定です。
選定の背景
鳥取県立美術館は「未来を“つくる”美術館」をコンセプトに掲げ、国指定史跡・大御堂廃寺跡を望む開かれた建設地では建設工事が進んでいます。
今年度もアートを通じた学びを支援するアート・ラーニング・ラボ(通称A.L.L.)の試行事業や、「県民立美術館」を実現すべく建設現場見学会や県民への説明会、県立美術館の使い方を意見交換する対話会、公募事業などの機会をつくり、開館準備期から多くの方とともに楽しみ“つくる”しくみで推進しています。
県立美術館事業への関心が高まる中、より多くの方に県立美術館の目指す姿を共有し、愛着を持っていただくためのブランディングワードを設定することで、さらなる全県的な開館への機運醸成を図ります。
OPENNESSにこめられたもの
ブランディングワードは県の学芸員・運営事業者を中心に複数回議論を重ね候補案を絞り、県立美術館の建築・事業・立地特性にも共通した開放性や寛容性を最も端的に表す“OPENNESS!”に決めました。
● 鳥取県立美術館の特徴(立地・建築・事業)に共通する開放的なイメージであり、目指していく方向性を端的に表現している。
● 多義性があり、受け手側の解釈を限定しない、美術が持つ本来の役割にも添う。
● 未来を感じさせる印象と開館(OPEN)を掛け合わせ
● 誰もに開かれた、また、ひとりひとりの“あなたに”開かれている。
● これからの時代に求められていること。
● 国指定史跡・大御堂廃寺跡を望む開放的な立地
● 1~3階まで無料で楽しめるゾーンが多く、屋外空間も豊かな開放性の高い建築
● 開放的な建築がまちとのつながりを生み、美術館をまちにひろげる
● 美術の鑑賞機会をひろげる(常設化)
● コレクションが拡充する
● アートを通じた学びを支援する(美術の解釈をひろげる)
● これからの鳥取県を担う若い世代への美術鑑賞機会の拡充
● 美術が価値観をひろげる
● 美術館事業の情報を検討段階から公開。美術館づくりに公募をはじめ、県民や広く多くの方に参加しやすいしくみで推進
● 県立博物館美術部門での50年の活動を踏まえた、鳥取県の未来を“つくる”時間軸のひろがり
● どこまで開かれた美術館となりえるかという、新たな挑戦でもある。
OPENNESS 英語訳:
①(異なる文化や経験に対して)心が開かれている様、寛容さ
②(情報などの)開示性、③(組織やシステムの)開放性
出展:https://eow.alc.co.jp/search?q=openness
どんな美術館なの?
美術館の活動については以下のページに詳しく掲載しています。