【建設現場リポート】いよいよ本格的に建設工事の段階へ(2022.03)
こんにちは!鳥取県立美術館広報担当です。
鳥取県倉吉市(鳥取県の真ん中あたり)からの建設現場リポートです。
コロナ禍の影響でストップしていた仮設現場事務所の建設も再開し、いよいよ建設スタッフの拠点が建設地内に立ち上がりました。
ユニットひとつをクレーンで吊り上げ、2階建てで組み立てていきます。事務所内は仮設といえども、これから2年間使用していくため、一般のオフィスのような設えです。工事関係者はもちろんのこと、視察やはたまた現場見学会などで、県民の皆さんも立ち寄られるかもしれませんね。
杭打ち工事の下準備
事務所整備を横目に、今日も工事車両は整地作業に、敷地内を縦横無尽に走ります。(もう雪の心配はないですね) 一部グレーの部分は地盤改良用のセメント材です。土に混ぜ、強固な地盤を作り、メインの揚重機である120tクレーンの走路となります。
整地作業がひと段落したら、いよいよ基礎工事の杭(くい)打ちに進みます。杭打ち工事では建物の重さに耐えられる支持層という地盤まで杭を打ち込みます。県立美術館の建物を支える大事な土台作りの工程です。場所によって建物の荷重は異なるので、打つ杭の太さもそれに合わせて変わります。杭打機は現場で組み立てます。高さが約30mもあり、仮囲いの外からでもご覧いただけますが、足元ではこのような動きをしています。
杭打ち工事は最初に試験杭というものを行います。設計図や施工計画通りに杭が打ち込めるかを確認します。その大きさに圧倒されます。このような品質確保のための所作は、以降の工程においてもその都度実施され、しっかりとした建築物を建てるための大切な工程です。
建設現場クイズ
クイズの答えはプレサイト本編を確認してくださいね。
建設工事レポート、次回もお楽しみ!
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