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鳥取県美の建設現場リポート

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2025年春に開館する鳥取県立美術館。建設工事の様子を現場スタッフ目線でお伝えします。日々変化する風景とともに、県立美術館整備運営事業に携わる多くのヒト・モノ・コトを通じて仕事の… もっと読む
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#鉄筋

【建設現場リポート】堅牢な北側、開かれた南側(2022.11)

【建設現場リポート】堅牢な北側、開かれた南側(2022.11)

秋の日はつるべ落とし。日が暮れるのが早くなってきましたね。トップの写真はある日の夕暮れ、仮囲いの外から見た2階床面のコンクリート打設の様子です。数日後に現場に入ると、しっかり床面が出来上がっていました。

▼緑色の線で仕切られた安全通路

▼踏んではいけない墨出し線

2階床面のコンクリートは、1階の壁面とつながっています。

▼西側の外壁

これまで建設現場で見てきたものは完成後には見えなくなる

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【建設現場リポート】 “いいとこどり”のハイブリッドですくすく大きくなっています(2022.10)

【建設現場リポート】 “いいとこどり”のハイブリッドですくすく大きくなっています(2022.10)

夏の暑さをやりすごしたと思ったら、急に朝晩冷え込むようになり、あっというまに季節が移り変わっております。建設現場を久々に訪れると、仮囲いの高さを超えて足場や鉄筋の姿が見えるようになっていました。ちょっと見ない間にこんなに大きくなって…!

場内に入ると当然ながら1階の床が出来上がっており、歩けるようになっていました。

▼東側エントランス部分

手前にちょっとした段差 があるのがわかるでしょうか。

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【建設現場リポート】キャットウォークから1階諸室の姿を俯瞰する(2022.08)

【建設現場リポート】キャットウォークから1階諸室の姿を俯瞰する(2022.08)

現場にはキャットウォーク(高所用の足場・通路)が設置され、場内を俯瞰することができます。基礎躯体工事が続けられる中、主となる鉄筋を配置し、それらに少し細い鉄筋を巻き付けて補強する作業が進められています。

▼短手に渡されている夥しい数の鉄筋がそれです。

ちなみに梁に巻く際には「あばら筋」、柱に巻く際には「帯筋」と、呼称が変わるそうです。

▼鉄筋の途中に丸くなっている部分がありますが、これは現場

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