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鳥取県美の建設現場リポート

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2025年春に開館する鳥取県立美術館。建設工事の様子を現場スタッフ目線でお伝えします。日々変化する風景とともに、県立美術館整備運営事業に携わる多くのヒト・モノ・コトを通じて仕事の… もっと読む
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2022年6月の記事一覧

【建設現場リポート】杭打ち工事完了!(2022.05)

【建設現場リポート】杭打ち工事完了!(2022.05)

5月は杭打ち工事も佳境を迎えました。 杭工事が終わった工区では、次工程である基礎躯体工事のための掘削工事などを大型重機及び人力を、ダイナミックかつ細やかに組み合わせて、順調に作業を進めました。

大型重機の活用と、人力工事の対比が印象的です。

ニョキっと出ているのは、杭頭を補強するためのものです。

掘削工事を終えると、2か月ほどの杭打ち工事が完了。次なる工程の基礎躯体工事に進むため新たな大型重

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【建設現場リポート】建設現場は開かれた学びの場でもある(2022.04)

【建設現場リポート】建設現場は開かれた学びの場でもある(2022.04)

4月に入り、本格的な杭打ち工事を進めています。
建設予定地の地盤は事前の地盤調査よりとても固いことが分かっています。 杭の総数は109本!地面をぐるぐると20mほど掘り進め、その後位置によって異なる建物の荷重を支えるために設計された径・仕様の杭を打ち込んでいきます。(より荷重がかかる場所程太い径の杭が設計されています)
「隣接する大御堂廃寺跡(飛鳥時代の7世紀中頃創建とされる山陰地方最古級の大

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【建設現場リポート】いよいよ本格的に建設工事の段階へ(2022.03)

【建設現場リポート】いよいよ本格的に建設工事の段階へ(2022.03)

こんにちは!鳥取県立美術館広報担当です。
鳥取県倉吉市(鳥取県の真ん中あたり)からの建設現場リポートです。

コロナ禍の影響でストップしていた仮設現場事務所の建設も再開し、いよいよ建設スタッフの拠点が建設地内に立ち上がりました。
ユニットひとつをクレーンで吊り上げ、2階建てで組み立てていきます。事務所内は仮設といえども、これから2年間使用していくため、一般のオフィスのような設えです。工事関係者はも

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【建設現場リポート】雪と闘う建設準備工事(2022.02)

【建設現場リポート】雪と闘う建設準備工事(2022.02)

こんにちは!鳥取県立美術館広報担当です。
(お待たせしました)しばらくぶりの建設現場リポートです。

県立美術館建設安全祈願祭・起工式

2022年2月11日、快晴に恵まれた空の下、鳥取県立美術館建設用地内において、鳥取県立美術館建設安全祈願祭・起工式を執り行いました。
コロナ禍の中での式典ということで、オンライン中継も導入し、関係者の参列も最小限の中、建築主として鳥取県立美術館パートナーズ株式会

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【建設現場リポート】鳥取県立美術館建設 安全祈願祭・起工式(2022.02.11)

【建設現場リポート】鳥取県立美術館建設 安全祈願祭・起工式(2022.02.11)

2022年2月11日、快晴に恵まれた空の下、鳥取県立美術館建設用地内において、鳥取県立美術館建設安全祈願祭・起工式を執り行いました。 コロナ禍の中での式典ということで、オンライン中継も導入し、関係者の参列も最小限の中、建築主として鳥取県立美術館パートナーズ株式会社関係者などが出席し、工事の安全と無事を祈願しました。

安全祈願祭・起工式は、家を建てた経験のある方や、行政や建設関係者以外には目に触れ

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【建設現場リポート】看板にかける想い(2022.03)

【建設現場リポート】看板にかける想い(2022.03)

県立美術館建設地付近を通ると、何やら楽し気な看板や旗類が目に入ってきます。今回はそんな隠れた見どころ、看板類を取り上げます。(ややマニアックですかね)

"仮囲い"はフォトスポット!?

まずはじめに、建設現場付近に来ると目に飛び込んでくる建設予定地をぐるっと囲む白い仮囲い。こちらは人の手で一枚一枚設置しており、県立美術館ができるまで、まちの風景のひとつになります。今回、そんな仮囲いを大きなキャン

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