【建設現場リポート】 まちと美術館の心地よい関係性(2023.10)
空が高く澄み渡り、気持ちのいい秋風が吹き渡るころとなりました。食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋・芸術の秋と様々に楽しめる心地よい季節ですが、一瞬の儚さをともなう、そんなひと時ではないでしょうか。建設中の県立美術館でも東側の仮囲いがとれ、瞬く間に視界が開けました。今まで仮囲いによって塞がっていた空間が周辺と連続的につながり、奥行き感をもった視点で美術館の姿を捉えられるようになっています。この感動こそ、今しか味わえない儚いひと時とも言えそうです。これまで建設現場リポートでは美術館